本当の4k
【いろいろな種類がある】
ということは、自分でもよくわかっていないわけです。
中華アクションカメラを見ていると本当にたくさんの種類がありますよね。見た目は同じでも中身が違う。そう、中身が違うんです。
中身って例えば何よ?って感じですが「レンズ」だったり「センサー」だったり「チップセット」だったりいろいろあります。
普通のユーザーからしてみれば、Wi-Fiがついているとかバッテリーの持ち具合はどうなのかとかそういった「使用」の面が気になるところですが、このブログでは「仕様」のほうを書いていきます。
【それって本当に4kですか?】
設定画面で4kで撮っているから4kです! とか
パソコンのプロパティで見たらちゃんと4kになっている!
とか言われそうですが、それって本当に4kですか?
microSDカードなどの容量偽装が一部で流行っているなか、こういったことも流れであります。
例えば、設定画面で4kとして設定しているのに、はたまた撮った映像ファイルのプロパティには4kと出ているのに、実は4kでなかったということがあります。
よくある例が「フルHD(1080P)を引き延ばして4kにしている」というやつです。
意味わかんない!もう嫌い!、なんて思わないでくださいねw。
中華アクションカメラなどは、なるべく低コストで作りたいというメーカーの企みがあります。といってもこれはどの産業でもどの企業でもいえることです。
しかし、この手のアクションカメラは誇大表記しすぎている傾向があります。
例えば、「最大処理能力が1080Pのチップセットに4kを処理させている」とかです。あとは、「最大で1080Pまでしか撮れないセンサーを使っているのに、4kが撮影できる」とかも当てはまります。
そう、本当に4kですか?の真意は「本物の」4kですかということです。
「フルHD(1080P)を引き延ばして4kにしている」という意味は、4kの設定にしていても「フルHDの映像がカメラ内で4kとして記録されている」ということです。
ですから、カメラ内でそういった処理がされてしまえばプロパティで見ても4kの解像度で表記がされているでしょうし、実際映像を見てもそのように見えると思います。
しかし、使われているセンサーやプロセッサが4kに対応していない、4kを撮ることができないものであれば、その4kは「真の4k」ではないわけです。
う~ん、なかなか面倒くさい領域ですよね。この手の分野に興味があればもっと知りたくなる、わかっていればわかる。そういったところです。
もちろん筆者もセンサーだのプロセッサだの詳しい人間ではありません。
しかし、所詮は人間が作ったもの。増してやいろいろな種類があるもの。ちょっと紐解いてすっきりしてみたいと思ったのです。